就職活動のアニキが逝く・・・

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【懐かしい名前を見たらお悔やみでした】</span>

 バブル入社世代の方ならご存知かもしれませんが、昔、「シャインズ」というコンビがいました。社員とSHINEを掛け合わせたものらしいのですが、現役の住友商事など一流会社の社員がCDデビューしたのでして・・・・バブルも極まったな・・・・と当時感じていたものです。当時はもう語るとバッシングを受けそうなので詳しく言いませんが、とにかく若手社員がちやほやされました。

 

 まそういうことも長くは続かないので、就職氷河時代がくるのですが、この・・・・シャインズの片割れ・・・杉村太郎氏は、学生達の就職支援の為に立ち上がり、私塾を開くことになります。バブル世代で何の苦労したの?ということなかれ。当時、バブルとはいえ、商社・マスコミはすごい人気で、それは今と変わらずだったのですよ・・・。ちなみに、アタクシも当時一次面接くらいは大手商社に行きましたが、結果は無惨でしたね・・・・。ヨーロッパ単独自転車旅行してきたとか、テニスの日本ランク○位とか・・・目もくらむアピール材料の持ち主が競争相手ですからね・・・。そらかなわんのです。

 しかし、そんなことで良いのか!本当に自分を磨くというのはどういうことか!などと、就職で悩む苦しむ学生相手にコンサル活動をされていたのが杉村氏です。少し著作を拝見したりして・・・・、その後自分も面接をする側になったときには、その著作が良いヒントになりました。

 


 とはいえ、早すぎる死です。謹んでお悔やみを申し上げます。
 いつも目標にしていたわけではないけれど、たまにマスコミ・メディアに登場するときには、「お!ますます貫禄ついて頑張っているな!」と同世代のライバル心を燃やしていたものです。なんとなく、寂しい夜に秋を感じました。心安らかにお眠りください。

http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20110822/enn1108221539011-n1.htm