まとまらない日本だとは思いませんか?

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【息子と戦隊映画に行きました】</span>

 『スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』<http://sentai199.com/> という映画を観に行きました。 もう来年の今頃は、こういう戦隊モノを完全に卒業しているかもしれない6歳の息子。彼が、とにかくどこかに連れていけと、朝から説得を続けられまして、結局フルに半日は父子でたっぷりと過ごさせていただきました。 しかし、こういう映画ってストーリーがお決まりのようで、少し世相を反映しているものなんでしょうかね・・・。

 

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【こういうことやってる場合じゃないよ!みんなで力を合わせようよ!】</span>

 戦隊ものって、基本的にはアタクシ自身は、小さい時からあまり好きじゃなかったんですよね・・・・。 怪人・魔人の1人を、5人がかりでやっつけるところが・・・・・どないやねん、集団いじめやん、などと心の片隅にあったもんで。一方、今回もこのような映画のお決まりとして、「みんなで力を合わせて、大きなものにぶつかっていこう」という部分には、子供に見せるものとしては、大いに賛同するものです。 ただし、今回の映画は、最初からレンジャー同士でいがみ合っていて、レンジャー同士がとても不整合な状態がわざわざ設定されており、そこに悪者から大いに責め立てられます。なんか、世相を映し出しているな・・・・と思う親は、アタクシだけでしょうか?

 

 

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【とにかく、日本国民が苦しんでいるときに、政局の争いとはなんぞや!】</span>


 愚痴になってしまいますが、先週の今頃の内閣不信任案決議については、思いだしてもめまいがする。そして、今は、首相の辞任タイミングがまだ明確になっていない気がしてもめているし、次の候補は、差しさわりない人事にばかり気を取られているようだし・・・。いい大人がこんな状況で、子供たちには、苦しい時はひとつになろうと啓蒙しているのだから、気恥ずかしい次第ですよね?

 大連立など関係なく、重要議題は、党則派閥関係なく議論していただきたいものです。野党の案がすばらしければ、素直に従うのが緊急時の与党としての務めでは?また、各党が、良い案を出し合い競い合うとかも面白いかもしれない。 もうどうせ次の総選挙で、与党は勝ち目ないほど、落ちぶれてしまっては、どうしようもないじゃないかと思うのです。 一方、野党も野党で、やれ首相が変わらないと協力できんとか子供じみた理屈のように受け取れてしまいますが・・・。

 やはり、国の政治の代表を、国民が直接選べないというのが、ここにきて、問題の根っこかもなと、少々突飛な発想だけど、そう思う・・・。

 

 

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【とにかく、事業が大変なときに、部門間の統制がばらばらだったら・・・・怖いね】</span>

 会社に置き換えた場合、背筋が凍りますな。 しかも、人事とかダイレクトに握られていますしね。だから、上に立つ人ほど、人徳とかバランス感覚が欲しいものですね。 その仕事、本当に組織のためになっているんだろうか? つべこべ言わずやるしかないと、諦めてはいないか? そんなことを現場が思っているとしたら、直接選挙権がない会社生活ですから、ちゃんと意を汲んであげないと、組織は窒息しそうですよね?


  まずは、政治も企業活動も、現場と心を一つにすることが、大切だということを再認識いたしました。


池上彰の学べるニュース2

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