験を担ぐというよりも・・・

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【朝からブルーなことばかり・・・】</span>

 朝から、「ヤバ!」な気分・・・・。お気に入りの携帯ストラップの先っぽが外れてどっかに行ってしまった・・・・。ちなみに、こんなやつ・・・。

  参考:ゲイラカイトファンクラブ
   http://www.gaylakite.jp/fanclub/index.html

トホホと、うな垂れる・・・。ウソみたいな本当の話で、出掛けに黒猫がオレの前を横切る・・・・。妙に信号のタイミングが合わず、いつもの電車に乗り遅れる。気分転換でコンビニに入り、「社長 島耕作」を立ち読みするも・・・・深い悲しみと憤りを感じる内容で、更に落ち込む。今日の午前中は仕方がない、こんな昼休みは、とっておきのラーメンを食べに出かけたい! 「験を担ぐ」という意味でね!!

 

 

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【少し気になる・・・どういう意味?「験を担ぐ」って?】</span>

 「験を担ぐ」。少し気になったので、googleで検索して調べてみました。すると、「験」とはもともと「縁起」がその由来だそうで、後世変化したものらしいのです。「縁起を担ぐ」と元々同じことだったわけですね。

 では「縁起」とは何ぞや。更に調べてアタクシなりに解釈するに、これはもともと仏教用語らしくて、「効き目」と現代風に訳せそうです。それはどんな効き目という意味か・・・。それは、「修行を積んだ結果、そこに現れる効き目」、「善行を積み重ねた結果として現れる良いしるし」という意味なのだそう・・・・。

 

 


<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【言葉を正しく使ってみて、言葉に込められた本当の力を知る】</span>

 つまり、随分と意味と使われ方にGAPがあるということが、分かってしまいました・・・。何もしていない、何も努力していないのに、ちょっと気分が悪いことが合ったからと言って「験を担ぐ」と軽々しく言ってはいけない言葉なんですよね!知らなかったわ・・・。

 本当の意味に照らし合わせた使い方では、こうなります。
<span class="deco" style="font-weight:bold;"> 「悪いことが起こった、源を担ごう!」</span>
<span class="deco" style="font-weight:bold;">  →「このことを受け止め、今からそういった事に惑わされないように、心の修行を重ねよう!」</span>

 

 何となく語源をしらべて、自分の心の弱さを知りました。


日本人の「縁起」と「ジンクス」 (PHP文庫)

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