難しい話ほど温度差を考えて進めろ

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【あなたの言っていることは正しいけどと文句ばかり言うオレ・・・】</span>

 今、難しいプロジェクトに片足突っ込んでいます。片足というのがまた無責任のようで卑怯なんですが、ある部門の「兼務」という肩書きと、また関西勤務というロケーションの問題があるからです。さてこのプロジェクト、とても理想を追求しているのですが、進め方に問題ありと個人的には感じています。また、プロジェクトリーダーも優秀で雄弁なのですが、どうも「イラッ!」とくる現場軽視なところがあります。しかし、妙な情熱だけは・・・あるのよね・・・。

 

 

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【要するにオレがついていけないだけなのだが・・・・】</span>

 議論の核心、ボトルネックのつきつめで、熱く情熱を持って語りかけてくるのは、一般的には結構なことでしょう。でも、乗り越える課題が大きいときほど、それは、少しさけて冷静に論理的になるよう心がけたほうがよいかも・・・・。多少不器用でもよく、本当にやりぬきたいことは、心のなかにだけで、情熱を燃やすべきですよね。

 

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【同じ方向を向いているのに気持ちに温度差がある】</span>

 例えば、熱すぎると上昇気流となって低気圧になる。そこに冷たい風が吹き込み嵐になる。熱すぎれば熱すぎるほど、冷たい北風が強くなるばかりだということです。自然の摂理って本当によく出来ているよなと思います。

 つまりは、物事を進めるには「温度差を考えろ」といいたいのです。熱くならず話せないのなら、その周りを熱くすればいい。根回しして熱い思いを事前に共有しておくとかね・・・。いきなり会議でヒーローになろうとしたってだめだし、そうでないにしても、その場以外の駆け引きの積み重ねが大事だということになりましょう。

 

 

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【北風に負けるな? 北風を起こすな?】</span>

 いざ新しいことをやろうとしたら、冷めた意見がでてくるもの。このような北風意見に打ちのめされない自信がないのなら、多少時間をかけてでも根回しするのが、日本流な考えかもしれませんね・・。また、敢えて北風を巻き起こして一網打尽にしてしうまおうという考えもあり。ディベート術が上手い欧米流な考え? 我社はまだ、会議の進め方レベルでも、グローバリゼーションが進んでいないなと感じるシーンがあるね・・・。

キミとボクの温度差 (ビーボーイコミックス)

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