計画と通りに進めることに集中する・・・その本当の意味
引っ越しの荷物が片付かないのは・・・・本を愛するがゆえ・・・・。今日はこんな本を発掘しました。
- 作者: 小池龍之介
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/02/09
- メディア: 単行本
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これは、お坊さんが書いた本です。我々俗人より数段考え抜いて悟りを追求してはるんやろな・・・・と思いきや、「考えない」とのたまうからいきなり興味をそそりますやん。まぁ、神髄は、人間はいろいろと知らず知らずに考え込んでしまうために、上手くいかず悩む。だからそこから解放されるためには、考え込まないようにすること、もっと突き詰めると、考え込むポイントを捨てる、煩悩を捨てるということでしょうか?
ではどうやって?アタクシが一番気に入っている箇所は「計画する」というところ。何?計画するということは、考えてることと同じことで、ものごとが上手くいかない時はストレスがたまるだけやん!と思うでしょ?著者のスタンスはこうです・・・・。
<span class="deco" style="font-weight:bold;">「最初に思いっきり計画し、その貫徹しないと結局自分が嫌な思いをすることを自覚する」</span>
<span class="deco" style="font-weight:bold;">「あれこれ他のことする考えを一切排除し、それをただ行うことに集中する」</span>
<span class="deco" style="font-weight:bold;">「集中すればするほど、よけいな考えをすることなく過ごせる」</span>
最初の計画立てがとても重要であることはポイント。それと、計画をただただ無心に遂行するということもポイント。なぜ計画通りにいかんのかを、分析したり報告に頭を抱えることはこれに違反していますので、心はいつまでも救われません。
計画は、計画通りに行かないのが当たり前なので、どうしようもない差が産まれたらもう一度考え直すのが基本。差が許される範囲なら、気にせず没頭すればよい。しかし、差が無視できないなら、それは既に無理があるのでダレも幸せになれないのでしょうか・・・。現実と理想がありましょうが、現実ばかりに走ってもいつかはほころびると思うけど。
- 作者: 小池龍之介
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/03/30
- メディア: 単行本
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