被災地復興費用は、消費税でまかなってほしい

<span style="font-weight:bold;font-size:large;">【あなたは、消費税アップ賛成派?反対派?】</span>

 僕は、財政立直し論を熱く語るに知識不足でしょうが、いろいろとネット内を見聞するにあたり、今回の被災地復興費用は、消費税でまかなって欲しいと考えています。つまり、増税です。消費税方式は、広く平等に財源確保できる反面、貧富の差があっても同等に扱うため、昨今の格差社会が進展する中で批判が多い話ですよね。災害を逆に利用して増税するとはけしからんという論理も分かるのです。ソフトバンクの孫のように100億円超をポンと寄付する方もおられるから、お金持ちかた取ればいいじゃないかと・・・。もちろんそれも別理屈で考えたいですね。

 

 

<span style="font-weight:bold;font-size:large;">【義援金、支援金、募金等・・・・あちこちにありすぎるので疲れませんか?】</span>

 疲れるとは不謹慎とまた怒られそう・・。でもこれは、街を歩くとあちこちにあるため、少額づつでも募金等やっているので言えることなんです。僕はお金持ちでないから、正直身銭ですから微妙に痛い・・・。累計すると結構な金額になると思いますよ。なんだけど、意志の継続が段々しんどくなってきて、すこしづつ募金の単価が下がってきている・・・。思えば、貯金すらしようと決意してもできない弱い人間ですから。こんなの僕だけじゃないと思うのですよ。ですので、時間がたつとこういう資金集めも続かなくなると思います。だから、消費税という集め方ならば、従うしかないし、継続して資金が確保できると言っています。

 

 

<span style="font-weight:bold;font-size:large;">【将来を考えよう。未来に過去のツケを残したくない】</span>

 自分の子供たちに、親の借金を背負わせたくないでしょう?だれでも。だから、国債による資金調達には反対です。今困っていることは、今のリソースをもっと駆使しましょう。国債による資金調達に文句があるなら、代替案をもってこいとHPで唸っている政治家さんもおられますが
、これは消費税アップにすると市場が冷え込み経済活動が悪化するのを懸念してのこと。これには、別のアイデアも工夫しましょうよと言いたいです。大前研一さんに言葉を借りれば、<span style="font-weight:bold;">「東北のために、もっとこれまで以上に物を売り買いして、支援財源を確保しましょう」</span>などという政策があってもいいのではないでしょうか? かつて、中曽根政権時にあった「外国製品をもっと買いましょう」と、首相自らが国民に答えたようにね・・・。

 

<span style="font-weight:bold;font-size:large;">【まだまだ尽きない財源論】</span>

 このほか、消費税は消費というフローにかける課税方式ですが、<span style="font-weight:bold;">固定資産税のようなストックにかける課税方式も新たな復興財源確保として有効的とする意見もありますね</span>。預貯金の額に応じて課税する。これならたくさんもっている人ほど、徴収額が増えるし、その結果お金を使いたくなる。タンス預金が市場に出回るキッカケになり、経済活動全体としては、活発になるだろうとのこと・・・。うーん、センスいいですね。

 


 いずれにしても、亡国の危機ならば、「ひとつになろう」も結構ですが、ステレオタイプになりすぎるのも危険ですし、いろいろな発想の転換を議論すべきですね。国債反対!!

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超入門 日本国債 (平凡社新書)

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