気持ちよい話の続け方にも、コツがあるのね・・・
いや参りました・・・・。完全に週末に頚椎あたりがガチガチです。意を決して、整形外科のその道専門の医者を訪問しました。結果的に、一番心配していた頚椎ヘルニアの疑いは晴れましたが、頚椎のずれは素人の僕でも把握できるほどズレていました・・・・。頚椎と肩に図太い注射をしてヒアルロン酸を注入。そして出勤しました。その後、退社後に「リハビリコーナー」なるところを再訪問して、マイクロウェーブを患部に当てて血流を良くしたところで帰ってきました。そのときの、看護婦さんとの会話が、何気なくとても気に入りました。
看護婦さん「今朝は、大変な嵐で大変でしたね」
僕 「ええ、結構降りましたね」
看護婦さん「結構降りましたから傘さしてもぬれませんでした?」
僕 「そうですね、ズボンのすそが濡れましたよ」
看護婦さん「まあ、結構なお召し物そうなのに・・・・」
僕 「いえいえ、吊るしのスーツですからそんなでないですよ」
看護婦さん「でもお仕事柄スーツには気をつかわれるでしょ・・」
僕 「いえいえ、僕なんてデスクワークですから何でもいいんです」
まあ、そんな感じで10分程度、治療が終わるまで会話に付き合ってくれました。何となく自然に初対面な人とリラックスして話ができましたので、我ながら気分も爽快な感じもあり・・・。でも後から思った。そうやって話をつなげてくれて患者の気をまぎらわしてくれたんだと・・・。例えばこういう言い方もできたはずだ。
看護婦さん「今朝は、大変な嵐で大変でしたね」
僕 「ええ、もう傘が何の役にも立ちませんでしたよ。そんな降りでしたね」
<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;"> 何を言いたいかというと、「話しかけられたら、その話にちゃんと乗ってあげる」ことが、人間関係にとって大切なんじゃないかって・・・。</span>看護婦さんは、もし患者と看護婦という立場じゃなかったら、「あ、そう」てな感じで間が空いたと思うのです。話しかけてくる。それは、無意識でしばらく仲良くなりましょうというメッセージなのかもしれません。
話がうまい人には、人が集まる。実はそうじゃなく、<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">そういうことをちゃんと受け止めて、会話が気持ちよく続くようにしているから</span>なのかもしれませんね。
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