我が家の名参謀

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【我が女房殿は良き参謀ですわ】</span>

  とてもつまらないことですが、皆さんは、会社(仕事)のことを、家庭で話す方でしょうか?私は、絶対に良く話すようですね・・・。特に、妻が結婚して家庭に入るまでは、割と長いこと丸の内で勤め人をしていたもので、会社は違えど、いろんな役員や、部課長の表裏を体験してきている。その為、割と自然に出来るかな・・・。なので、僕の話が愚痴っぽくなると、はっきりとダメだししてくるのです。たまには口論となりますが、クチ数でも負けますし、負い目も確かにあるわけで・・・、こっちは反省するハメになります。

 

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【今更、その参謀の今までの気苦労に気づく】</span>

 

  そして、この大型連休に会いに行って、久しぶりに水入らずになり、以前のように普通に話をしてすごしました。ところが、今思うと・・・、なんか今回だけは、会社の話は全くしませんでした。「最近、お仕事どうなの?」と聞いてくることもなかったし、なんだか楽しそうだったし。そこで、はっと思いましたが、やはり、たとえ理解ある配偶者であっても、仕事の話は家庭でしちゃいかんのだと・・・・・。今更ながら思いましたという、馬鹿なおっさんです。

 

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【ウチのお袋も名参謀でありましたが・・・】</span>

  唐突ですが、私の親父は、京友禅の職人でして、好景気と不景気というジェットコースターな変遷を生き抜いてきた男でした。わりと何を思っているか分かりやすい性格の人でして、言わなくても、何となく子供心にウチの家は今大変なんや・・・・と心配していたもんです。私の青少年期(京都)の一部分、重苦しい時代があったような・・・。子供が勝手に心の負担を感じても、何にもならないのにね・・。

 

 

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【我が家の参謀にもっと本来的にイキイキしてもらおう】</span>

 ですので、家庭を明るく守るなら、良きことであっても、悪いことならもちろん、家庭に持ち込んではいけないんですね。明るい家庭でこそ、気持ちをリセットし、新たな気持ちで立ち向かえる気構えができるというもんですし・・・。男の愚痴ほど、食えないもんはないということですな。