母の日の準備してますか?

 関西に転勤して8年間が過ぎますが、そのうち母の日に直接花を手渡したのは半分くらいで、あとの半分はネットで適当に選んで宅配してもらってました。直接手渡したというのも、正確には、うちの嫁にせっつかれて準備したというのであって、本当に感謝の気持ちを花に託してたかとうのはどうも怪しい・・・。しかし、なんとか毎年贈り続けている行事であります。この4月から、妻子の先行引越しや、子供の入学準備などなどで、週末が忙しかったのですが、今日の午後は、ぽかんと気の抜けたような感じ。ちょっと三宮まで本を探しにと出かけたところ、母の日のキャンペーン告知がそろそろ目につくようになっていました。


  <span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:x-large;">あ!何も準備してないや! 母の日の・・・</span>

 


 いつもの通りネットで探すか・・・・、いやいや何か自分で花を見繕うか、でもやったことねーやと・・・しばし帰りの阪急電車に揺られながら考えていました。でも、一時期例外的に、母の日のイベントやらない時期があったんですよね・・・。若いときから気丈で弱音なんてはかないB型の女性ですが、鬱にかかった時期がありました。そのときばかりは、何もできなかったな・・・。

 最初は、鬱なんてどういうものか分からなかったから、良かれと思ってやったことが、いちいち追い詰めてしまい、病状を悪化させてしまいました。病気だなんて理屈で分かってても、完全に理解できなくてね・・・。どうしても「大丈夫!」とか言って励ましてしまうんですよ。だから家族から傷つけてたんだよな・・。

 それから日がたって、僕が、遅まきながら結婚することを決意しました。でも母の病状が回復してからかな・・・・なんて思っていました。しかしどうしたことか!そこから、あれよあれよと、母の病状の回復が一気にすすんでいったんです。そしてなんと結婚式にも無事、普通に出席して、また孫の顔を見るころには完全回復してしまったのです。これには、担当のお医者さんもびっくりでして、本当にめぐり合わせとか、タイミングに感謝をしているのです。


 でもどうして急にそんなに良くなったのか。うちの母の話を後日聞くとこうでした。事実はこうでした。
 自分の病状のせいで息子が幸せになれないなんて、そんな親にはなりたくない。私は本当に病気を直したい。そのためには、何でもする・・。

 


 そんなことを、久しぶりに思い出してしまった。幸せのうちはそういうのを忘れがちにどうしてもなってしまいますね。思い出せてよかったと思いました。さて、そんな母の好きな花は<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:xx-large;color:#FF66FF;">「ピンクのバラ」</span>なんです。なぜだか理由は不明。ちょこっと調べてみたら、花言葉は、「満足 愛らしい 温かい心 満足」。私個人的なイメージは、「寅年生まれでB型」のわが道を行く女性なので、・・・・そこんところイメージの一致はあるのか?ないのか?今度、渡したときに、本人に聞いてみましょう。


 <span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:x-large;">みなさんは、母の日の準備してますか?</span>



母の日の贈り物:深紅のバラのバルーンと プリザーブドフラワーのセット

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