蜂蜜専門店に行く・・・・

【神戸っ子は、専門志向なんです】

　神戸が好きなところは、「専門店が多い」というところです。大手量販店もそれなりに流行っていますが、本物指向ある良質なカスタマーがしっかりいるということかな・・・。だから、どの分野でもしっかりした専門店が育つと思うのです。特に、コーヒー豆専門店の数とレベルは・・・・、申し訳ないけど、スタバの比じゃないです。アタクシのラーメンに対するこだわり以上のおっさんが、仕事帰りに自家焙煎コーヒー店でたむろしてますから・・・。

　さてコーヒーならどこにでもあるかもでしょうが・・・・、それ以上に、神戸のすごいところは、例えば「蜂蜜専門店」も結構あるというところです。こんな地方都市にそんな需要があるのんかい！と思うけど・・・。嫁さんと子供が好きなマヌカ・ハニーでもと思い買いにいきました・・・・。

【蜂は深いね・・・、組織運営のベンチマークに飽きない】

　私のラーメン師匠の「通称：関東ラー友」は、蜂の生態研究をしていたと記憶。きっとこの分野は彼が話したほうが興味深いと思うのですが、店主の話とか、商品説明など読んでいると、蜂もすげーと思う・・・。

　あの甘みって、単なる化学変化の産物と思っていたのですが、そうじゃないらしい。蜂自体の抗生物質も含まれるのですが、実はあの高度な甘みは、磨かれたものなんですって・・・・。巣の中で、蜂はいろいろと役割分担をしているのは、子供の図鑑なでもあるのですが、蜂は、蜜の純度を上げるために蜜に一生懸命羽で風を送り、水分を飛ばし糖度を上げているらしい・・・・。しかも、その糖度と抗生物質の入り込みの仕上がり具合では、保存に差がでてくるのだそう。その蜂は、蜜に風を送るだけに命をかけているのですね・・・。

　このほかに、花粉を運ぶだけの蜂、幼虫を育てるだけの蜂、外敵に立ち向かう護衛の蜂、など役割がきちんとできていて、懸命に働いた成果・・・・それが蜂蜜の純度なのでしょう。

【プロとしてやっていけてる？】

　蜂を鑑みると、私はまだまさプロ意識が低いといわざるを得ませんね。濃厚なあの蜜のような純度が高い仕事ができていないな・・・・・。蜂の方がずっとプロとして立派だわ・・・。人間は、利口になったが手を抜くことを覚えてしまったのかもですね・・・。