考える 〜 IBMをベンチマーク

Hatena10th

 IBMをベンチマークする例は限りないですよね・・・。この10年あたりはもっぱらガースナーの改革関連ですが。個人的な話ですが、昇進試験のあとIBMの本を買い込んで読み漁った記憶があります。実はこの三連休・・・・体調が悪いものの、久しぶりに夏休みで東京の家族が神戸にやってくるものですから、部屋の整理をしていました。すると当時のIBM関連本がでてきて・・・パラパラと10分前後読み込んでしまいました。その中の思い出した話がこれ。

 


 <span class="deco" style="font-weight:bold;">IBMの5つの言葉</span>

 <span class="deco" style="font-weight:bold;">1)Read (本を読め)</span>
 <span class="deco" style="font-weight:bold;">2)Hear (人の話を聞け)</span>
 <span class="deco" style="font-weight:bold;">3)Discuss (話し合え)</span>
 <span class="deco" style="font-weight:bold;">4)Observe (観察せよ)</span>
 <span class="deco" style="font-weight:bold;">5)and Think (そして、考えよ)</span>


 つまり、Thinkが一番基本というかキーになっている言葉です。本を読んでは考えそしてまた読む、人の話を聞いて考えまた聞く、話し合って考えまた考える、観察して考えまた観察する。その果てに、創造性(Creative)が生まれるというのです。IBMは元々、Creativeな素地があって、うまくガースナーの改革と結びついたのだと考えます。創造性といえば、20世紀に考え出されたパーソナルコンピューターは、IBMが世に送り出したもの。そのほかメインフレームや、半導体開発初期など世界の科学を牽引してきたのでしょうね。

 


 こんなご立派なフィロソフィーがない会社組織にいてはどうなのか? これは本人の心がけ次第だと思いますよね?どこにいても。どこにいても、どんなことをしていても、まずはよく振り返って考えてみること。<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">各構成員の人間力が備わらないと、たとえどんな立派なリーダーが現れてもうまく行かないようです</span>し。組織にぶら下がっていたり、文句言ってたりしても、結局未来は来ないと・・・読んでてしみじみ思いました。


巨象も踊る

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IBM お客様の成功に全力を尽くす経営

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