会社のためより自分のため

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【部下にどっぷり仕事をまかせるってのもハラハラするもんです】</span>

 今、パパっと業務用の週報をまとめたばかりです。提出ぎりぎりになって出すというのは、相変わらず僕の悪いクセとなっています・・・。さて、今回は、部下にひとつ課題を与えた仕事がありまして、正直言って他者のとばっちりを受けて進捗が思わしくない状況を・・・・・レポートしました。すくい上げてやりやすくするのも上司の務めなんですが、今回ばかりはご本人の自立性にどっぷり任せています。この「どっぷり任す」というやり方で、少し私としても今後のヒントになることがあったんです。それは、<span class="deco" style="font-weight:bold;">やってもらうことに対して「本人自身のためになる」という雰囲気を作った</span>ことでしょうか・・・。権限の委譲とか、そういうかっこいいものではありませんでしたが・・・。

 

 

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【このしんどいことも、いつか自分のためになるのだ】</span>

 今回の仕事は、まあ従来の担当の範囲といえばそうなのですが、いろいろと従来範疇でないことも勃発しています。そこで、上手くあふれ出た業務を他者へ分配させるのも手ですが、連携が悪くなると鑑み、全部範囲外のこともやってもらってます。そのとき「結局、自分自身にかえってくる/メリットがある」というような考え方に誘導するように心がけています。その後、何度もトラブルがつづいていますが、担当者がそれでも平常心でのりきれているのは、こういうことも含めてよかったなと思っております。

 

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【会社のために働くのだけど自分を犠牲にしちゃいかんぞ】</span>

 もし、逆に「自分を犠牲にして会社のために」というような考え方があるとしたら、それは献身的で涙ぐましいでしょうが、長くは続かないと思う。それに、会社からの評価がそれほどでないと感じ始めたら、何か悪循環の方向に転がりそうで、危うさを感じますし・・・・。

 

 

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【会社のためより自分のためと、割り切ろう】</span>

 社員も会社も、win−winってのが理想でしょうが、そうは現実的に難しい・・・・。「会社のためより自分のため」という視点で自分自身や部下との仕事をとらえてもいいと、少々極端ですがそう思いました。

「自分のために生きていける」ということ―寂しくて、退屈な人たちへ

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会社のために働くな!

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