何かないかな、より良いデータの集め方
<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【社内の声を集めるのに苦労した。けど勉強になった!】</span>
生の情報、本音の意見、取れそうで取れない貴重な情報元ですよね。アタクシ、企画部門の仕事をしておりまして、これの収集の難しさを痛感しております。この手の歴史は結構古く、担当職のときは、いろいろ聞きまわって、なめられたり、無碍にされたり、邪魔するなとどやしつけられたりと、殆ど肉体勝負みたいなことを繰り返しておりました。だから、こうして集めた情報には、自分の気持ちというヤツが入っていまして、これらをまとめて上位に報告する上司に、「そうやないやろ」「そこもっと説明がたらん」とかいちいち絡んでた・・・。扱いにくい社員だったと思います。
<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【そんなにデータ集めて何するの?】</span>
今、データマーケティングというのが経営管理の流行だとか?まんざら知らないわけでもないんですが、現場発信の情報が一元管理されて、コックピットのように一つのところで全体傾向がすばやく把握できるという代物。このため、一早くリスクに対応できたり未然に防ぐことができたり、また商品開発にも役立てたりしようというもの・・・。まったく、便利な世の中にしようという考えには付きませんね。しかし、昔、汗かいて情報集めて、肌で流れを感じてきたアナログなオッサンだるアタクシは、いまいち最後の最後で、納得がいかんのです、このデータマーケティングってやつに・・・。もっと簡単にいうとやね・・・・「データ集めて使いこなせるの?」といいたいわけ・・・。
<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【データを集めることで、魂がフィルタリングされてはいけないね】</span>
統計学的にいえば、母数が集まれば集まるだけ精度が上がるのだろうけど、その中の少数の生きた有用情報はどうなるの? また、データ化される段階で、有用度が薄れないかと・・・危惧するのです。時代の流れには逆らえないし、やらないで愚痴たれるばかりじゃイカンので、協力は惜しみません。しかし、データマーケティングとあわせて、「生きた人脈の形成」というのも車の両輪の如く必要やなと、改めて感じた次第です。
例えば、データでは「ウソ」がつけるということ。ウソを見抜けるには、やはり、直接会うとか話すとかに勝てるものはなく、つねにこれらを意識しながら、データの積み上げができる仕組みでないといけないなと思うのです。
最近、デジタルに物事を当てはめるより、アナログで補足するようなデータの集め方ができないかな・・・・と日々考えながら新幹線に乗って出張を繰り返すのです。
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