なかなか・・・・部下を叱れない管理職

先日は、愚痴についてコメントしました。愚痴は単に目に付くから増えたように思えるものか、はたまた見分けがつきにくいものもあるから多いように思えるのでしょうか? しかし、その一方で減ったものがあるかと、個人的には感じています。それは、「叱る」ことです。<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">叱るシーンって減ったように思いませんか?</span>

 

 

 温和な人が増えたわけじゃなく、構造的な問題が横たわっていると、アタクシは思います。例えば以下の通りです。

1)そもそも新人等若い世代が減ってきているため、指導対象者の減少=>指導機会の減少=>叱る機会の減少となった??

2)組織自体も、縦型からフラット型へ移行傾向。上位管理者が広く浅く目を配ることになるため、細かい指導が届きにくい?? またこれらの上下関係意識の希薄??

3)人材育成計画のマニュアル化、形式化による合理性が風土に浸透し、叱る指導意識が疎遠になった??

4)職場のコンセンサス・信頼関係の希薄化 =>管理職がいろいろ気を使い、自信を持って叱れないという意味で??

 

 

 特に、4)は胸が痛い・・・・。優秀な人材が多いため、そうそう叱るような事件が起きないのだけど(最近)、これまでの過去を全部振り返ると<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">叱ると良い結果にならないことが多すぎる</span>のはなぜか? 結局、アタクシが「なめられている」ためかと、恥ずかしながら思う・・・。もっと大胆ん言えば<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">「あんたに言われたくないよ」と思われている</span>のだろうね・・・。


 部下の仕事がしやすいようにコーディネートするのも、管理職の役割だけど、<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">何かあったら叱れるような信頼関係を築くことも役割の一つだね</span>。こういうの、割りと逃げてきた人間だから、いまからでも遅くはないかと、勇気を振り絞りたい・・・・。

 (オレ自信、叱られた上司や先輩は、今でも感謝してるし、また会いたいと思うもんな・・・)


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