旨いものはみんなで食おう 不味いものは勧めるな

久しぶりに思い出しましたこのフレーズ。僕のダイビング仲間のおじいさんの口癖だったか、<span style="font-weight:bold;font-size:large;">そいつの家の家訓</span>だったか忘れましたが、実にしみじみと、ほのぼのとしたものを感じています。

 彼の家は、横浜にある所謂、「街の電気屋さん」でして、昔は売り物のテレビに映し出される野球中継や、テレビドラマなど見に、店に夜な夜な集まったらしい。そんな家系なので、その友人も実に屈託なくまた、懐が深いところがあります。

 <span style="font-weight:bold;font-size:large;">「旨いものはみんなで食おう」</span>って実に連帯感溢れる言葉だし、リーダーシップも感じるし、苦しくても先を見据えているようにも思え、ええ感じやと思いません?

 

 一方の、<span style="font-weight:bold;font-size:large;">「不味いものは他人に勧めるな」</span>は、他人の迷惑になることをするなとか、都合の悪いことは人のせいにしないとか、たらい回しにしないとか・・・。これも、なかなか思慮深い言葉やと思うんです。

 そして2つのフレーズが一つになると、どこかしら全体的に滑稽で、また至極当たり前のことのようで・・・。シンプルだけど、好きな言葉の一つです。

 <span style="font-weight:bold;font-size:large;">いつの時代も、助け合いと、自己責任の考えが大切</span>。今の未曾有の危機でも、それを脱した将来でも。



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