自分の新入社員だったころを思い出す

 今の新入社員は、ゆとり世代とか揶揄されいろいろ言われていますが、それでも厳しい就活を勝ち抜いてきた人材ですので、ひと通り話ができてちょっと清清しい気分になっています。自分のときとは、比べ物にならないと本音で思う・・・。そこで、前の板の・・・東京に向かう新幹線で書き連ねた内容が、不十分なことが分かったので、書き残したいと思いました。

 

 

<span style="font-weight:bold;font-size:large;">【他人から「助けてもらいやすい」人間関係も大切である】</span>

 愛嬌よく・・・というのとも違うのだよな・・・・。つまり、これまで自分を振り返ると、とても顔を上げられないほど恥ずかしい失敗は、繰り返している。それでも、なんとか今やれてるのは、先輩や友人、上司などのフォローがあってのことだと思うのです。このフォローがたくさん受けられる人ほど、社会人としても豊かな経験を獲得できるのではないかと・・・。

 前の板では、「独立心」をあおっておきながら、無責任だと思います。しかし、失敗しない人などいないわけで、配属された上司の気持ちというのを改めて近い立場になってみて、ありがたみを感じるわけです。

 

 

<span style="font-weight:bold;font-size:large;">【僕の考えられない新人時失敗のひとこま】</span>

 新人は、退社するときに節約もあるので、不要な部屋の電灯のつけっぱなしや、タバコの火の確認など進んでやったもの。非常にマジメな僕は、人っ気のいないマシンスペースにあるサーバを・・・「ちぇ・・・誰も使ってないや」と電源を落としてしまいました。

 「きゃー」「ええー」「ギャー」とその直後響き渡る悲鳴。そりゃーもう他の部の先輩からもどやされましたよ・・・・。その後、まあ新人だからこういうこともあるさ(ないやろ普通)、と直属の先輩が周囲を促し、それぞれ遅くまで復旧作業にあたってもらいました。

 翌日、そのサーバースペースにはポストイットが張ってあって・・・・「○○君(僕)、絶対さわるな」のコメントが書かれてました・・・。(今思うとやっぱり怒り静まらなかったんやな・・)

 

 この自体験は極端だけど、いろんなことで、<span style="font-weight:bold;font-size:large;">「あいつもしゃあないやっちゃな」「でも助けたろか」という人間関係</span>がなかったらただの失敗だけで終わってたかも。独立しようと、所詮は人間関係が大切だから、気持ちよく人間関係が築ける人間になってください。と、改めて今年の新人たちには本当はいいたかった・・・。ともあれ、新人!頑張れ!!


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