軽い・・・ホウレンソウ

　「報告」「連絡」「相談」、まとめて「ホウレンソウ」。もう化石のような言葉ですね。でも、この大切さはいつの時代も変わらないと思うのです。しかし私は、今でもこのことを、十分に出来ているかという自信がないのです。

　新人から２年目まで、ある先輩の下につきました。年次でいうと５つ上の先輩。同じ関西人という上位上司の配慮でした。その先輩から言われた言葉が、今でも忘れられない。

『○○（私の名前）の、ホウレンソウは、軽い！』

つまり、よく考えをまとめなかったり煮詰めないまま、すぐに「報告」「連絡」「相談」をする。なので、もう少し物事の本質を見極めてから言えということですね。しょうもない報告ばかりするやつと思われるぞと・・・・関西人による、関西人への助言であったのだけど、あれは、応えたな・・・・。

また、最近のことだったか、ある後輩同僚に仕事をお願いしていて、期日になって「できませんでした」と言われて、すごく切れたことがあったな・・・。お前それ煮詰めすぎやろとね・・・・。ちょっとあれは言い過ぎたかと反省しているが、あれは、もともと「軽いホウレンソウ」をする性格があるので、余計にそう思ったのかもしれないな・・・。

　ともあれ、「ホウレンソウ」とは、永遠の課題なのかもしれんが、とっととこの課題にけりをつけんと、より高みにある仕事は、出来んということだね。たかが「ホウレンソウ」、されど「ホウレンソウ」やね。