毎朝・・・胸にミドリ色を付けた軍団に圧倒されるのよね・・・。

何の話かというと、「社章」の話。 私の職場の近くには、実は誰でも知っている大企業のビルが建っておりまして、そこの社員さんたちとはよく通勤時に大量に見かけます。しかしなぜそこの社員さんだと分かるの?ということについてですが、会社の規則らしく必ず社章を付けているんです。しかも、ちょっと恥ずかしいくらいの「デカさ」と「明るい色」。これは、テレビCMで良く見かけるロゴをあしらっているものですね。

 

 

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【ある会社の社章は派手です!なんでも目につく!】</span>

 つまりすぐに目につきます。梅田を歩いていても、通勤の電車の中でも、出張時の新幹線社内では、かならず目にします。とにかく派手ですので、何か変な行動でもしようものなら、「あそこの社員が悪いことしている」とすぐにばれるわけです。また、何か良い行動をしたら、「さすがは、あそこの社員さんは立派やわ」となるわけで、つまり行儀はよくしないといけないなということになりますね。


 なので、社章ってのは自由度を縛るようですが、企業人としての誇りを醸成するいいきっかけになるのではと思うんですよね。社章を強制しない会社というのは、スーツのフラワーホールに会社のバッチとうのが、世界的に見てもおかしいという判断があったんでしょう。しかし、「会社の顔をしょっている」という社員の気分をどこか犠牲にしているように、今となっては思います。

 

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【下手な社員教育よりええんとちゃう?】</span>

 信号待ちをしている商業車から、タバコが投げ捨てられる。車には社名が書いてある。もうそこの会社と製品のイメージから、絶対購買したくないと思うでしょ。だから、「社章をつけているうちは、会社の代表なのだから恥ずかしくない行動を取ろう」とだけ言えば良い。例えばいろんなオフィスでポイ捨て禁止ですよといちいち言われると、なんか逆にもともとモラルがない会社なんかと思えてしまったりね・・・。

 

 

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【胸に誇りを!ひとつになろうワッペン最高!!】</span>

 震災があり、日本中でひとつになって助け合おうという気分が盛り上がっている最中。日の丸を目にする機会も増えたし、また、ワッペンや、関連する身につけるものも増えたと思う。日本人一人ひとりの、参加意識が高まりますよね。

 会社への帰属じゃなくて、「参加意識」があるなし。社章ひとつに紐つけるのは強引なのですが、そういうところにも、あるなしが出ているのではとも思うのも確か。たとえ社章がなくとも、仕事人としての心の矜持に、それに匹敵する「誇り」を胸につけて仕事したいものですね。


日本復興計画 Japan;The Road to Recovery

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