もう一人の自分を創るなら・・・・

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【昔見た人類の夢「自動翻訳機」】</span>

 もう20年前くらいかな?ある展示会で自動翻訳機が展示されてて、ああもう数十年たったら、いろんな外国の方との交流形式が変わると感じていました。たしかそのデモでは、「マドンナのコンサートチケットを下さい」という今から思うと稚拙な会話のデモだったんだけど・・・。

 その製品は実用化されなかったようですね。しかし、その後ネットが生まれ発展し、猛烈な分散型コンピューティング処理が可能になって、翻訳サービスなんてのが、Googleをはじめいろんなところでタダで利用できるようになった。まだまだ品質は問題あろうが、あらゆる言語の辞書と音声認識が準備されているところが、如実に世代の違いを感じますね。

 

 

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【未だに国際化への苦労は絶えないね】</span>

 翻訳ソフト/サービスに代表される言葉の壁は、ある程度下がったかも(下がりかけたかも)ですが、なにやら昔より、英語力を求められるムードが高まっているのは、とても皮肉な現象ですよね。これは、日本の経済力の低下もあり、日本企業も外国へ飛び出さねばならなくなったから? いやもっというと日本語の世界におけるプレゼンスも下がったからか?

しかしながら、ことの本質は国際化ってのは単に英語だけじゃないってことがハッキリしてきたからじゃないんだろうか?と思うのです。外国人の上司部下など、もう当たり前になってくる日本だから、言葉なんてハードルでたじろいでいる場合では無くなってきたということなんでしょうね。仮に前の自動翻訳機があろうとも、真に使える英語では意味がないということなんでしょう。

 

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【あるバイリンガルが言った言葉が気になっている</span>】

 以前、英語ができる友人と話していて、とても印象に残った言葉がありました。新しい言語が1つ使えるようになると、また新しい自分が一人生まれたように感じられるよと。

 単に言葉だけじゃなく、言葉は文化だから、全く今までと違ったものの見方を思い知ることがある。その言葉を使う国の人々の考え方に触れることができるって言われました。そういうの、日本語の文献読んでるだけじゃ感動しないよwって・・。

 

 

<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;">【新しい自分を手に入れるために】</span>

 英語を勉強するというより、TOEICでいい点数を取るというより、新しい自分が手に入るのなら、年齢なんて関係なく、いつでも始められたらどんなに興奮することでしょうね。そんな感じで通勤電車を見渡すと、ヘッドホン指して英語聞いているオジサンが、ちょっとだけ偉く感じますね。アタクシもがんばらねば・・・・(まだ、ロゼッタストーン終わってないや(汗))